2012年1月29日日曜日

音の活動・2/8満月

 昨年から満月の日に クリスタルボウルを使ったヒーリングライブを行っております。

クリスタルボウルはそのボウルごとの波長が非常に幅広い周波数で強烈に出ますので、その繊細かつ豊かな音によって身体の細胞レベルまで振動を伝え、体の余分な緊張を取っていくことで感覚を上げ、取り戻すことができる楽器です。

人間は太陽と月の周期・引力の影響を受け生理バランスの変化があります。
満月では月と太陽の引力が地球を膨張させるように引っ張り、人体にも影響して体が膨張しやすくいろんなものを吸収しやすい状態になります。
 
食べ物などの栄養摂取における吸収しやすいと考えるならば、東洋医学的には脾胃の働きがあがる時とも言えるかもしれません。脾胃の働きは、食べ物の消化吸収だけでなく、外界の物事にたいしても受け入れるか反応してる場所であり、思考とリンクしている場所です。
また、脾胃の働きは手足を動かす事で活性化するので、ある意味思考は自分の動きとも関係しています。

そう考えると、満月は一番吸収力があるときなので、新月→満月の間で自分がなにを吸収してきたかを感じる事がマックス出きる時と言えます。逆に言えば、吸収してきたものを自覚することは自分が何に反応して・行動経験をして来たかを知るきっかけにもなります。
(動かない人も動かないという状態を表してる何かがあると言うことです。)

人が元気になるメカニズムは、自分のやりたい事や気になることなど自分の中にあるものをどんどん表現や行動に移してハッキリさせていくしかありません。
その為に自分自信が何を感じ、何を考えているのかを出きる限りで分かっていくことも必要です。

 感覚を上げながら、どんどん動いていく事。
動くことで体が活性化し、頭も活性化するのでいろんな事が分かっていく。

こういうことは理屈として分かってもなかなか日常の中ではできなかったりします。
その為に、感覚を上げつつ動きにも繋がるトレーニングをする場が必要と考え、満月の日にクリスタルボウルとエクササイズコラボレーション企画をしていくことにしました。

まずは2月8日に実験的に当治療院にてヨガとクリスタルボウルのコラボレーション。
クリスタルボウルの生音の中でのヨガと瞑想の時間+お茶とオヤツという2時間の内容になります。お茶の時に色々話する中で、自分の感じたことなどを言葉にしたりするのもとても重要な時間と考えております。
是非ご参加ください。



ヨガインストラクター:星野恵里
クリスタルボウル演奏:鈴木康玄
場所:康鍼治療院 

日程:2月8日
時間:①13時~15時
②16時~18時
③19時~21時
募集人数:各4名
参加費:5000円



ご参加の方はお電話かメールにてお願いいたします。
康鍼治療院(www.yasuhari..com)
〒150ノ0031
東京都渋谷区桜丘町16ノ15 カーサ渋谷303号
0354581003

303@yasuhari.com





第二段は3月の満月にピラティスとのコラボレーションを企画しております。
よろしくお願いします。

2012年1月27日金曜日

フェイシャルの東洋医学的効果

1月24日の康塾では顔を巡る経絡を中心に、経絡的なフェイシャルマッサージをやりました。

今回参加された方で、顔のマッサージだけで、お腹が細くなった方がおりました。
顔を弛めただけで、背筋が伸びて、浮腫みも減り、お腹も細くなったという事です。


其のメカニズムを東洋医学的に分析してみようかと思います。

顔は陽(経の経)気・活動の気が集結する場所です。
経絡は手の末端から顔に集り、顔から足へと気がめぐります。
なので、顔は陽の経絡の分岐点となっています。

 陽の気は熱性なので上昇しやすいので、うまく循環しないと頭部・顔面部などに滞り易くもあります。

現代人は、頭を使って、PCなどで目を酷使するなどして、頭部に気血を集結するような状態で生きてます。その為、頭部〈頭皮)は緊張、目の回りも緊張、頬や口周りは強ばったりすると、首周りの緊張を生む事になります。これはそのまま鎖骨から胸、肩甲骨周りの緊張を生む事になるので、上半身に気が滞りやすい状態となります。

上半身に気が滞るというのは、足に向かう気が下がらず巡らないという事になるので、胸郭より下のお腹や足腰の下半身が詰りやすくなる状態になります。
 つまり、上半身で気をロックしてしまって、下の方への循環を止めてしまうから、気血のめぐらないお腹より下の筋肉は詰ってくるという状態になるということ。

上実下虚という状態。

是を改善するには、単純には上半身に滞った気を下に下げること。
循ってない下半身に気血がめぐることで、詰った筋肉・関節が巡って緩んで伸びてくるということになります。極端、ちゃんと測れば背が伸びてると考えられます。

こういったメカニズムで、康塾参加の方のお腹周りが細くなったと考えられます。


気が下に降りてくると、下腹部・丹田に気が集るようになり、下半身の柔軟性安定性が出てきます。さらに骨盤底筋群なども緩む事によって呼吸も深まり、女性などは骨盤内臓〈子宮卵巣)の血流も上がるので生理などの問題も改善される可能性大です。

現代人は頭で色んな事を抱えて、考える事が多いわりに、アウトプットして発散や整理する場が少ないと感じます。中々自分の感じた事や考えてる事を出せない場合に、頭に気血が集り・滞るので上実下虚の状態になっていく。
そういう状態で、循環がわるくなると、停滞方向の病気になる可能性がたかくなります。
停滞から起こる病の行き着く先は腫瘍や癌などと考えます。

それを少しでも予防・解消する為に、フェイシャルマッサージやヘッドマッサージをするのは気を下げたり循環を良くする意味でもとても有効なものだと考えられます。
美容に気を使い、顔の皮膚・肌の状態を健やかにする事は実は健康へと繋がるものだったといえます。


うちでも美容鍼のメニューをやっておりますが、美容は健康にも繋がるということで、体調改善しながら美しくなる施術として、女性には是非受けていただきたいなと今回の事で感じました。

美しい=健康

全く矛盾しないものです。


こういう発見がある康塾に集る、プロのセラピストから私自身も非常に勉強させていただいております。質の高いプロが集る良き学びの場、興味ある方は初心者でもお気軽にご参加ください。



 康鍼治療院(www.yasuhari..com)
〒150ノ0031
東京都渋谷区桜丘町16ノ15 カーサ渋谷303号
03 5458 1003

2012年1月2日月曜日

2012年の始まり

 初春

本年もよろしくお願いいたします


今年は干支で『壬辰』という年です。

「壬」は水性の陽で、海や大河を象徴し、母なる水の性質で、草木の内部に新しい種子が生まれた状態を表します。

「辰」は土性の陽にあたり、陽気が動き草木が身長し形が整う状態を表しています。
辰は龍に割り当てられ、古来中国では権力などの象徴とされています。
また辰の字は振れる意味も兼ねるとか。

五行では、土剋水という関係があり、土の性質が水の性質を制限したり、規定したりする関係があります。

その意味でいくと、今年は、新しく孕んでいるものがこれから形になって現れる年と言えそうです。それは言ってみれば今までの常識とか生き方とかではなく、新しい何かに切り替わるという年でもあり、今までの形や生き方や何かにとらわれてる人にとっては、変動のある年になるかもしれません。

自分の中にあるもの(志・腎の働き)を表に現す(魂・肝の働き) 事で喜び幸せにつながる(神・心の働き)のが元気になる東洋医学のメカニズムです。

その意味でも自分の中にあるものをどんどん外に出して、溜め込まないようにすると、新たな自分が現を出していくといいかと考えられます。そして、そういうふうにするのが東洋医学的にも元気に生きることになります。

今年も皆様がますます元気になるお手伝いをさせてください!

よろしくお願いいたします。

康鍼治療院(www.yasuhari..com)
〒150ノ0031
東京都渋谷区桜丘町16ノ15 カーサ渋谷303号
03 5458 1003





※写真は富士は2012年元旦富士川にて、
その他は昨年富士山山頂にて撮影