2015年8月13日木曜日

皮膚について(肺と呼吸とセンサー篇)

皮膚は身体の一番外側にあって、外と内を隔てる場所。
外からの防御、情報の伝達、内部環境を保つ働き等。
それ故に、皮膚は外の情報をキャチしてバランスを取る為のセンサーの役割をしている。

東洋医学では皮膚は肺の働きの一部。
肺は五臓では呼吸を通して外と接触する臓で、一番外側で働く臓。
その蔵の働きと外皮をなす皮膚は常に連動していると言う事。

呼吸が浅かったり、緊張したりして、皮膚や肺自体が収斂・緊張するとセンサーにも影響してしまいます。
そうなると、外部と内部のバランスが崩れて調整利かなくなる。

自律神経失調。
自律神経はそもそも、季節や昼と夜などの気温や湿度の変化に身体を順応させる為に働いている神経。外側の自然のリズムに対応すべく皮膚はセンサーとして機能している。

そして、皮膚センサーが機能にしなくなる事を、広義の意味で、疲れと言う。
疲れとは”やまいだれに皮”と書く。
ってことで、疲れという皮膚センサーをちゃんと維持する為にも、皮膚の緊張や疲れなどを取って、呼吸がちゃんと深まり肺の働きを維持する事がとても重要。

呼吸の浅い人は、感覚も鈍く、皮膚の状態も悪く、自律神経も失調しやすいと言う事。

何がなくとも、まずは深呼吸。
健康の秘訣はこれだけかもしれない。

深呼吸。


康鍼治療院
鈴木康玄





2015年8月8日土曜日

皮膚について(汗と肺と大腸篇)

皮膚は東洋医学では皮毛といって、肺がつかさどる部位となります。

皮膚はこの季節汗をかいて、熱調節をするのに大切な役割を担っています。
汗は、皮膚にある腠理という皮膚の肌理にある汗腺の働きが調節していて、その腠理の開閉は衛気という陽気で行われています。汗は津液の”津”という水が汗の元になっています。

汗の調節に必要な衛気(陽気)と水分である”津”は共に大腸で吸収されます。
飲食物の濁気と呼ばれるものから陽気の成分として衛気、汗の元となる水分・津を吸収して、肺の宣発という働きによって皮膚まで届けられ、汗の調節を行います。

肺と大腸は表裏関係にあり、肺の働きが大腸の働きを促し、大腸の働きがまた皮膚の状態を左右するので、皮膚の汗調節も呼吸が重要な役割を担っていると言えます。

皮膚の状態は大腸次第!!
これは覚えておいてください。

大腸を働かせる為の呼吸は、丹田を使った呼吸です。
大腸は位置として下腹部丹田の位置に有り、そこに肺・呼吸が結びつく事で大腸の機能もしっかり働くと言う訳です。

呼吸が浅い人は、熱調節としての汗の調節もコントロールが利かなくなります。
呼吸が浅い人はあらゆる意味で身体の調節がきかなくなるので駄目です!!!

熱調節は肺の働きなので、しっかり大腸へと深呼吸して汗の変化を感じてみてください。

康鍼治療院
鈴木康玄

2015年7月23日木曜日

暑さ対策(熱調節=背中です篇)

東洋医学において、熱調節をする場所は、背中(肩甲骨の間から頚にかけてのエリア)です。
ここから汗がちゃんとかけるかどうかが熱調節の要です。

ここの部分の背骨が詰まらずに開いて可動がよく、皮膚も緊張しておらず、触ると適度な温かさでいつでも汗でしっとりとしているのが良い状態で、熱調節が出来る状態となります。
逆に背骨が詰まり、首肩の皮膚も緊張して緩まない状態で、触って冷えているのは勿論駄目で、触っても熱感はあるが汗っぽさが無いのは熱調節が上手く行かなくなっている可能性が大です。

冷房で冷えたり、緊張して首筋の力が抜けないとか、疲れすぎて力抜け無いとか、食いしばりや歯ぎしりがあるとか、PCとかスマホ見過ぎで首肩が固まってるなどなど。
原因は様々でもでも大体同じ状態になると考えられます。
この状態は、汗等で発散が出来ず熱逃げない為に、

まず怠くなる。
煩熱といって熱がこもって落ちつかない、不眠などになる。
熱の籠もりが強いと顔が赤くなったり、
鼻の奥や喉に熱がこもりイガイガしたり、
胸の内に熱がこもり咳っぽくなる

などとなります。
背中から発散すべき熱が内側に籠るとそうなると考えてください。

これらの状態改善には、先ず首筋を蒸しタオル等で温めてしまいましょう。
冷えていても、籠っていても、首肩がジワッと温まると熱が動きやすくなり身体が楽になります。

それから頚や肩の緊張をほぐす。
手の経絡は熱を巡らせて代謝を主る働きなので、よく手から肩などを動かすと代謝アップになります。
特に肘の内側なんかを緩めたり温めると肩甲骨が緩みやすく、汗かき易くなります。

肩甲骨や頚の詰まりは肋骨の動きに連動するので、肩甲骨や頚が緩んで呼吸が入り易くなるとさらに全身の熱の循環があがり、身体がすっきり楽になってくる筈です。

とにかく、一日の疲れはその日のうちに取るのが養生の基本です。
まだ夏の序の口、暑さの序の口。
いまから自分で出来る事をドンドンやって夏本番を楽しく迎えましょう。

康鍼治療院
鈴木康玄

2015年7月22日水曜日

暑さ対策(脾・胃腸篇)

この暑い中、かなりしんどくなって来てる方も多いのではないでしょうか?

暑さに負けてしまうと、汗が出て、体表は冷えて、身体は怠くなります。
でも、以外と熱はこもった感じなので、冷たい物は欲しい感じがする。
しかし、この状態で暑いからといって、冷たい物をがんがんとっていくと・・・


胃腸が動かなくなって、更に重怠く、活力が無くなって所謂夏バテとなってしまいます。

そもそも汗は、胃腸系から取り入れた栄養素(水・湿気)が皮膚で発散するものです。
汗が上手く出せない湿気の多い時期や、汗をかきすぎて消耗する暑夏の時期は、共に胃腸系の働きに影響が出て調子が下がって来てしまいます。

胃腸系は東洋医学では脾という臓が機能させており、栄養の消化吸収排泄の代謝を行います。
栄養が補充されなくなるからエネルギー不足で”怠い”とか”重い”などの状態となるのです。

全身の怠さや重さに加え、背中の腰よりちょっと上の部分に”重怠さ”、”鉛が入った感じ”などがあると要注意です。

胃にしろ、小腸にしろ、大腸にしろ、東洋医学的には陽気によって働く臓腑なので、とにかく”怠さ”や”浮腫”が出て来たら冷たい飲食物は駄目です。(その陽気を全身に巡らせるのが呼吸篇で書いた事です。)夏バテ対策として栄養あるものを色々食べても、動かない胃に消化活動をさせるのは、更に負荷をかけ、かえって逆効果の場合があります。

怠くなったらまず白湯などで胃腸を温めながらお腹の陽気が働くのを待ちます。
そうすると怠さが取れて、汗の感じもすっきりして落ちつくのが分るでしょう。
後は、梅干しが、塩味(腎の働きを刺激)と酸味(肝の働きを刺激)、シソのは脾の働きを補うので暑さに弱った身体には丁度良い食べ物と言えます

怠さが酷く無い人は、適度に運動が必要です。
胃腸系をコントロールする脾の働きは四肢を主り、手足を動かす事で胃腸の働きを促す効果があります。


最後にまとめると、夏場の胃腸系の働きを上げる為には

冷たい物を取らない→白湯や温かい物を取る
弱ってる時にウナギ等消化に負担のかかる物は取らない。
適度に手足を動かす運動をする。

日々の日常のちょっとした事が重要だと言う事です。
これだけ意識しておくだけでも、夏バテは回避出来る筈。
お試しください。

夏バテしたら鍼灸で胃腸を動かして回復させるのが一番だと言う事は言うまでもありません(笑)


康鍼治療院
鈴木

2015年7月16日木曜日

暑さ対策(呼吸篇)

深呼吸。

呼吸は熱の調節をします。

呼吸が浅いだけで、暑さ負けしてしまいます。
呼吸が深めると、其の身体の暑さを”熱”として内臓の方へと循環させる事が出来ます。

特に下腹部・丹田と呼ばれる所まで呼吸を繋げる様に意識して深呼吸すると、全身の熱を巡らせ代謝を上げる事が出来ます。
身体をクールダウンさせる”水”にスイッチいれるのもこの丹田への深呼吸です。

暑くて暑くてしんどい時こそ、ゆっくり深呼吸してみてください。
かならずクールダウンしてきます。


康鍼治療院
鈴木

2015年7月15日水曜日

暑の季節への移り変わり

梅雨が明ける前にすでに猛暑となっており、この急激な変化に体調崩されている方も多いのではないでしょうか?

どんな季節も急激に変わると、変化について行けず身体が調子悪くなります。
梅雨の時期は汗をかきにくい所でちゃんと汗が出る様にトレーニングする時期とも言えます。
今年の梅雨は以外と冷えてしまっていたので、この急激な暑さに身体が汗の調整できずに熱中症になってしまう方が多いと考えられます。

汗をかくにも、汗腺の開閉を主る働きがある程度鍛えられてないと調整が出来にくくなります。

汗をかくトレーニング。

ひとつは、適度に筋肉使って運動して汗をかく事。
身体が温まるまで動く事が重要です。
散歩で十分です。

もうひとつは、半身浴で、しっかり汗をかくトレーニング。
ポイントは半身でも手はお湯につけておく事で、手の経絡が温まり、発散し易くなります。冷房等で冷えた方には冷えを改善する為にも良いと思います。

ふらふらしたり、気持ち悪くなったり、めまいがする人は、既に汗を出す気力・体力が無い人なので、上記運動よりもまずは養生すべく内臓を温めてください。
暑い時こそ中の力を上げないと外の温度には負けてしまいます。
中の力=内臓の機能。
これが東洋医学の基本です。

この世の治療法の中で、鍼灸などは内臓を動かすのに一番良い治療法です。

ま、治療に来る前に、まずはおばあちゃんの知恵的に暑い時こそ暖かい飲み物を。
だるくて汗かいてる時でもすっきりしてきますので。
(炎天下の時は有無を言わさず水分補給はしてくださいね。)

もろもろお試しください。


康鍼治療院
鈴木


2015年6月26日金曜日

浮腫・むくみ

浮腫といかて”むくみ”と読みます。

余分な水分が溜まった状態です。
この余分な水分はそもそも胃腸から消化吸収した飲食物です。
胃腸系をコントロールする脾の働きが弱いと、吸収した栄養のある水分を気血として活用するに及ばず、取り入れたは良いが活用出来ずに浮腫となってしまいます。

浮腫は脾の働きが弱い時に起り易いものです。

脾の働きが落ちると浮腫・重い・怠いなどの症状となるのは水湿が停滞するからとも言えます。

脾は四肢を主るので、脾の働きを上げるには手足を適度に動かす事。
手足を動かす事で経絡が刺激されて気血の巡りがあがり、胃腸の働きも促されます。

健康は自分でつくるもの。
浮腫み易いこの季節、まずは歩く事からはじめてみましょう。


康鍼治療院
鈴木康玄





2015年6月25日木曜日

湿気の季節の服装

湿気の多い季節となりました。

湿気が多いと蒸し暑く、熱がこもり易くなります。
 外の湿気が、汗の蒸発がしにくく気化熱として身体の熱の調節が上手く行かなくなるからです。

熱がこもると、
 煩熱(胸や気持ちが落ちつかず、寝られない)
 のぼせ
 頭痛
 鼻や咽が痛い
 咳が出る
 背中や頚が痛い
などの症状が出たりします。

この季節の対処としては、汗の処理です。
皮膚から蒸発出来ない汗を適度に吸収してくれるリネンや薄手のコットンの長袖のものを羽織ると意外と熱の調節が上手くいき、暑くても平気だったりします。

逆にノースリーブなどでは、この湿気に負けて、発散出来ずに逆に暑く感じる事が多いかもしれません。

湿気の暑い時こそ長袖を。
是非試してみてください。


康鍼治療院
鈴木





2015年6月18日木曜日

7/10(金)自律神経を調える背骨エクササイズ・プチワークショップ

7/10(金)に自律神経を調える為の骨盤を中心に背骨を滑らかに連動させて動くうごきで全身を活性化させるエクササイズとのプチワークショップを行います。

自律神経でも交感神経という活動や興奮、緊張に関係する神経はすべて胸部から腰部の背骨から出て、頚や仙骨まで伸びて全身の血流調節などに影響します。
背骨が固まると、身体が動かなくなるだけでなく、内臓の機能が衰え全身の問題へと発展する可能性が出てきます。

その為にも、背骨の可動をきちんとしたかたちで使って動かして行き、背骨周りの筋肉をちゃんと使う事交感神経を調節する事が可能となります。
この様なメカニズムを簡単な資料をつけて、西洋医学的・東洋医学的に解説。その上で身体の使い方を経験するプチワークとなります。

エクササイズは、主に座った状態で足の裏から骨盤や背骨に意識を集中して、呼吸を入れていくエクササイズです。

背骨は動きの要であり、全身の感覚と結びついています。
普段意識しない背骨の部分を動かしながら感覚をあげていきましょう。
動く様になった時には、身体の感覚も変わっています。
これらを動きの連動をアフリカンの楽器カリンバの流れ続ける音による相乗効果で身体の変化を促していきます。

姿勢や身体の使い方の意識が変わって、動きや生活自体が変わっていくでしょう。

動きと感覚が戻って来たらカリンバの音をゆっくりと満喫する時間。
静かに聞いも、内面で激しく感じても、寝ても良い、ありのままの時間。

これらを通して”空”を感じ、自分の内面から湧き出る感覚や力をキャッチしてください。
意識や思考では生まれてこない何かを感じて頂けるはず。
こういう経験の必要性を経験してもらう為のワークショップです。

自律神経が・・・という方、運動不足の方、頭が一杯一杯な方、肩首が辛い方、背骨が堅いと感じる方、腰が痛い方、普段の座り方を変えたい方、呼吸を深めたい方、カリンバに興味ある方、なんか自分を良くしたい方まで是非7月10日にご自分の内面を感じに”いらしてください。

おまちしております。


エクササイズ・インストラクター:東海林寿代
東洋医学講師・楽器演奏:鈴木康玄


◆日程: 7月10日(土曜日) 18:30~21;30(約120分)
◆開催場所:渋谷区文化総合センター大和田4F 練習室3
      渋谷区桜丘町23-21 

◆参加費:4000円簡単な自律神経資料付き(当日精算)*ヨガマット持参の方は200円OFF
◆定員:12名


☆お申し込み☆
Facebookにて”参加”を押した上でメッセージか
以下のメールに

303@yasuhari.com

件名を”7月11日参加希望”と明記の上、お名前フルネームと携帯番号、ヨガマット持参かレンタルかを併せてお送りください

確認の返信を持ってご予約とさせていただきます。
よろしくお願いします。

なお、24時間きってのキャンセルはキャンセル料として全額かかりますのでご了承ください。
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2015年6月13日土曜日

11周年

本日で康鍼治療院11周年を迎える事ができました。

あっと言う間の11年でしたが、色々の探求と様々な経験を経て年年・日々成長させていただいております。

様々な出会いから、鍼灸治療院として治療だけでなく、東洋医学の勉強会やセミナーなどから、エクササイズとのコラボ、クリスタルボウル等音を使った企画などなど、様々事をやるチャンスに恵まれてきました。
 (治療院のHPにはあまりご紹介してないものが多いのですが)

 色んな経験を通して見えてきたものがあります。
治療だけでは見えてこない人間の本質。
いのちが元気に幸せに生きる為の何か。

先日亡くなった、父からも色んないのちの事を学ばせてもらいました。
病や老い、病院や老人ホーム等施設での現状等、家族のあり方などなど。
今色んな意味でこの自分があるのは、この親のおかげでもあるということ。
 今日はそんな私の父の生誕の日でもあります。

その感謝の気持ちを忘れない為にもあえてここに書かせて頂きました。

これからは治療家としての日々精進に加えて、今までの経験を皆様や社会の役に立てる様に、出来る事をきちんと企画・発信して参ります。

これからが本番です。
今後ともよろしくお願いします。


康鍼治療院
鈴木康玄

2015年5月23日土曜日

7/5康塾番外編 ”音で感じる心と身体のワーク”

7/5(sun)18時半から生命の波長とリズムを取り戻す為の音を使って身体と心で理解する康塾音ワークを開催します。

身体の状態による音の感覚の違いや、音によって身体が変化して行くプロセスを感じて、それがどの様に意識や身体が変化しているかを身体のメカニズムから理解して行きます。

当日は、
身体の事や精神や内面の事と結びつけながら身体理解の為の講座、
太鼓やリズム楽器などで生命のリズムを整える為のワーク
クリスタルボウル等倍音楽器を使って、生命の波長を調えるワークなどを行って行きます。(順番は時間等は臨機応変に組み立てるのでご了承ください。)

それによって心身の感覚・頭と身体と感覚のずれを調え知識的にも感覚的にもいままでと違う状態を経験する事を目的とします。

ただの演奏を聴くでもなく、ただ身体の事を理解する講座でもない、身体と心をあらゆる角度から調える為のワークショップです。
身体のお仕事をされているセラピストやエクササイズの先生方は勿論、アート・芸術・文章等ご自分で色々表現されている方から、単に音で身体をリラックスしたりする事にあるぞ!という方や心身の結びつきを理解したい方などご興味ある方はどなたでもご参加頂けます。

当日は、ヨガマットなど横になる時に敷く物、動いたり寝たりするのに楽な服装、必要な方は筆記用具とをご持参の上ご参加下さい。

講師&音演奏
鈴木康玄(東洋医学講師・鍼灸師・玄音)
鈴木章玄(玄音)

康塾番外編・音のワーク
日時:7/5 (日)18時半〜20時半 120分
場所:渋谷区文化総合センター大和田4階、練習室3
   東京都渋谷区桜丘町23−21
参加費:6000円
募集人数:12名
持ち物:ヨガマットなど敷いて横になれるモノ(ヨガマットは200円でレンタル可です。)
    楽な服装
    筆記用具

◆キャンセルについて:開催前日の午前中まで。
それ以降はキャンセル料100%となります。キャンセル待ちも受け付けておりますので、キャンセルの場合はなるべく早めにご連絡を頂けたらと思います。
◆防寒着について:秋冬期間は身体が冷えないよう羽織るものや靴下など暖かい服装をご用意ください。


☆お申し込み☆
以下のメールに
303@yasuhari.com
件名を”7/5のWS参加希望”として、お名前フルネームと携帯番号とヨガマットレンタルの場合はその旨を明記してお送りください
確認の返信を持ってご予約とさせていただきます。
(ご返信が遅くなる可能性がありますのでご了承ください。)
よろしくお願いします。

2015年5月5日火曜日

5/16(土)陰ヨガから理解する東洋医学WS「背骨の働きと五臓」

陰ヨガから理解する東洋医学ワークショップ。初の土曜日昼の午後からの開催となります。今回は、「背骨の働きと五臓」がテーマです。

東洋医学において背骨は全身の活動としての陽が集まる場所であり、背骨沿いには兪穴という五臓六腑のすべての反応が出るツボならぶ場所であり、脳の状態や心の状態と結びつく場所とされいます。

座学では背骨の硬さを陰陽の状態と、自律神経的な働きを結びつけて理解しながら、背骨を五つのエリアに分類してどのエリアがどういう時にどういう反応をするのか解説します。そして、背骨の中心とした気の通し方と背骨の状態改善の為の簡単な経絡の使い方等もお伝えします。

そしてその背骨の感覚を掴む為の準備運動的なワークと、呼吸や姿勢を通して背骨を感じ、背骨を機能させ全身の陰陽を調える為の陰ヨガをじっくりと堪能して頂きます。

陰ヨガの時間には、陰ヨガの陰に入る為のサポートを倍音楽器などを用いた即興の演奏で行う贅沢な時間です。

この企画は、東洋医学における様々な身体のメカニズムをわかりやすく理解し、身体で経験していく陰ヨガと東洋医学のワークショップです。

日々の生活に役立てていくために知識だけではなく、身体を通して理解を深めていくための講座です。

・東洋医学を理解したい方
・陰ヨガに興味がある方
・忙しくてオフにならない方
・緊張がなかなかほぐれない方
・知識と身体を結びつけて理解したい方
など、興味をもたれた方、何かピンと来た方は是非ご参加ください。


東洋医学講師:鈴木康玄 http://www.yasuhari.com/
陰ヨガ講師:桶田弥里 http://pittoresque.jp/

◆日程: 5月16日(土曜日) 13:30~16:30(座学90分+陰ヨガ90分予定)
◆開催場所:渋谷区文化総合センター大和田4F 練習室3
◆参加費:6500円(当日精算・資料付き)
◆定員:12名
◆持ち物:筆記用具 ヨガマット
(ヨガマットは200円でレンタル可能です。ご予約時にお申し込みください。)

◆キャンセルについて:開催前日の午前中まで。
それ以降はキャンセル料100%となります。キャンセル待ちも受け付けておりますので、キャンセルの場合はなるべく早めにご連絡を頂けたらと思います。
◆お着替え場所について:お手洗いのみになっております。何卒ご了承くださいませ。
◆防寒着について:秋冬期間は身体が冷えないよう羽織るものや靴下など暖かい服装をご用意ください。


☆お申し込み☆
以下のメールに
303@yasuhari.com
件名を”5月16日WS参加希望”として、お名前フルネームと携帯番号とヨガマットレンタルの場合はその旨を明記してお送りください
確認の返信を持ってご予約とさせていただきます。
(ご返信が遅くなる可能性がありますのでご了承ください。)
よろしくお願いします。

2015年3月18日水曜日

3/28(土)陰ヨガから理解する東洋医学ワークショップ

3/28土曜日陰ヨガから理解する東洋医学ワークショップ第二弾。
 

今回は、「腎の働きとグラウンディング」がテーマです。
東洋医学において腎の働きは、肉体の土台を機能させる働きであり、精神の精を機能させる重要な役割を担っています。腎の性質である内蔵・内燃の働きがあって身体や精神は休まったり落ち着いたりクールダウンする事ができます。また、内燃は活動の源で出発点となります。それらを機能させるのに必要なのが"地に足をつける"意味である"グラウンディング"です。
今回は、グラウンディングや瞑想の意味を東洋医学の腎の働きと結び付けて解説し陰ヨガで体感して頂きます。

この企画は、東洋医学における様々な身体のメカニズムをわかりやすく理解し、身体で経験していく陰ヨガと東洋医学のワークショップです。

日々の生活に役立てていくために知識だけではなく、身体を通して理解を深めていくための講座です。

・東洋医学を理解したい方
・陰ヨガに興味がある方
・忙しくてオフにならない方
・緊張がなかなかほぐれない方
・知識と身体を結びつけて理解したい方
など、興味をもたれた方、何かピンと来た方は是非ご参加ください。



東洋医学講師:鈴木康玄 http://www.yasuhari.com/
陰ヨガ講師:桶田弥里 http://pittoresque.jp/

◆日程: 3月28日(土曜日) 18:15~21:15(座学90分+陰ヨガ90分予定)
◆開催場所:渋谷区文化総合センター大和田4F 練習室3
◆参加費:6500円(当日精算・資料付き)
◆定員:12名
◆持ち物:筆記用具 ヨガマット
(ヨガマットは200円でレンタル可能です。ご予約時にお申し込みください。)

◆キャンセルについて:開催前日の午前中まで。
それ以降はキャンセル料100%となります。キャンセル待ちも受け付けておりますので、キャンセルの場合はなるべく早めにご連絡を頂けたらと思います。
◆お着替え場所について:お手洗いのみになっております。何卒ご了承くださいませ。
◆防寒着について:秋冬期間は身体が冷えないよう羽織るものや靴下など暖かい服装をご用意ください。


☆お申し込み☆
以下のメールに
303@yasuhari.com
件名を”3月28日WS参加希望”として、お名前フルネームと携帯番号とヨガマットレンタルの場合はその旨を明記してお送りください
確認の返信を持ってご予約とさせていただきます。
(ご返信が遅くなる可能性がありますのでご了承ください。)
よろしくお願いします。

2015年1月28日水曜日

仕事と休憩

康鍼治療院の鈴木です。

休憩をいれる意味を東洋医学的にお話したいと思います。

業種にもよりますが、
聞く所によると大工さんや職人さんなどの世界では、
朝集まって8時半や9時から仕事開始して、10時にお茶休憩。
その後2時間仕事して昼の昼食休憩。
午後1時から仕事して3時にはオヤツ休憩。
17時から17時半にはその日の大方の仕事終えて片付けして18時には帰宅。
その後夕食。
それがちゃんと一日の勤務の中に組み込まれている様です。

意外と休みが多い。
そして仕事が大体2時間位毎に区切られている。

人の集中力は大体90分位と言うので、学校の授業などは90分単位となっているのを考えると、2時間位の仕事区切りが集中して仕事するにはちょうど良いと言えるでしょう。

集中力は能力的なパフォーマンスもありますが、安全に事故が無く、失敗も少なくする為に必要なものと考えると、一日の仕事の時間の使い方の効率も変わって来ると思いませんか?

ま、ここでお話したいのは、その集中力や能力を発揮するには、仕事して集中して疲れがピークに達する前に息抜く事が大切と言う事。

東洋医学では細かい作業能力など技、集中力・想像力などすべて腎から出てくると言います。腎を機能させるには呼吸が深まって腹の丹田に気が落ち着く状態が必要となります。
我々鍼灸では、痛く無く鍼を刺すには肚から刺せと言われます。
要は呼吸や意識を肚に据えると、身体の無駄な力が抜けて、身体の使い方が安定する事で、何かの仕事作業に対するパフォーマンスが良い状態で維持されると言うわけです。

しかし、仕事して集中したりきを張ったり、作業に没頭すると頭に血が上り、呼吸も浅くなって徐々にパフォーマンスが下がります。
やる事に集中して固まると、一見集中してるや様でも固まってるだけでパフォーマンスや能力は確実に下がります。

腎は適度に休ませないと安定した土台を良い意味で能力発揮の為には使えないんですね。
疲れすぎは腎の精の影響下にある神経系が衰え機能しなくなると考えてください。
腎の衰え疲れは、短期的な目線でみたら神経の疲れによる能力の衰え、長い目で見ると神経の疲れによって様々な機能の衰え枯れて行く状態としての老化に繋がると言えます。

詰めて働くより、緩く休み休み働く方が色んな意味で良い状態で働けると考えられ、更には衰えもせず能力を維持する事にも繋がると考えられます。

仕事と休憩。
皆さんご一考くださいませ。
といいつつ自分に言い聞かせておりますw


康鍼治療院
鈴木康玄

2015年1月15日木曜日

風邪その1

渋谷駅徒歩2分の経絡治療の鍼灸院・康鍼治療院の鈴木です。

年明けてから、インフルエンザや風邪が大流行りだと患者様からよく耳にします。
鼻や喉が乾燥して痛んだりして中々治らない方が多い様です。
から咳や鼻喉口の乾きなどが出る場合は肺の陰虚となります。
肺は陽中の陰という臓器で潤っている事が大切な臓です。
呼吸器系の部分に熱がこもる事で起ります。

今年は特に乾燥などが鼻喉の粘膜を燥かしてしまい、乾いて荒れてしまった粘膜が徐々に炎症もってなかなか治らないでいる様です。

粘膜が乾いたり腫れて粘液が無い状態になると、雑菌などが粘膜を通して血中に透過していってしまい、雑菌に営養や酸素を取られて代謝不全を起こすので、色んな不具合を生みます。風邪引いて中々回復しない人はこういう状態になってるかもしれません。

乾燥は鼻喉などの粘膜だけでなく、皮膚の乾燥も肺の潤いを奪って行くので、呼吸器系が徐々に乾いてダメージを受けてしまいます。

肺を潤すという発想で、身体を日頃からケアするには、一番はお風呂かなと。
お風呂の意味を温まるだけと考えず、皮膚を水分で潤し緩める事と考えてください。
温かい水分で皮膚を潤し緩める事と湯気を吸込む事で肺の状態も潤います。
 (ただし、風邪引いちゃって熱出てる人や病み上がりの人は、回復してからお風呂に入ってください。)

食材では大根やネギとか白くて辛い味の物が肺を養います。
鍋なんかも冬の養生ににはもってこいの食事だと考えられます。

治療では、肺の働きをあげつつ、首や背中を開く様に治療して汗をかける様にしていきます。風邪の諸症状は熱が汗で外に逃げなくなっている事が原因とも言えます。
東洋医学的な治療は汗が出せる様にに内臓の働き戻す事で代謝をあげて行き、体表の皮膚の状態を調える事で長引く風邪も治療が出来ます。

普段から鍼来てくれてる人じゃないと難しいですが、 うちの患者さんは風邪引いたら鍼に来てくれます。

風邪引いたら鍼が一番という世の中にすべく、頑張って治療に精進致します。


康鍼治療院
鈴木康玄





2015年1月5日月曜日

2015年ご挨拶

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

昨年というか一昨年から、普通に仕事の忙しさに任せてブログを書くのがおっくうになり放置しっぱなしでしたが、今年こそはちゃんと色々発信していこうと思います。
私本人は意識しておりませんでしたが、意外とブログを「あー書いてない」とか「相変わらず更新されてない」 とか見てくださっている方がいらっしゃる様なので。
今年からは毎日とはいかずとも、小まめ書きます(笑)

色々と鍼灸治療の良さを知ってもらい、経験してもらい、豊かに生活してもらう為に。

よろしくお願いいたします。


康鍼治療院
鈴木康玄