2011年12月28日水曜日

治療院プチ改装

治療院開院して7年半。
ベッドを替えたり、机を移動したりはありましたが、初の改装です。
空間が広がったので、色々使い勝手が広がります。
是非覗きに来て下さい。



康鍼治療院(www.yasuhari.com)
東京都渋谷区桜丘町16-15 カーサ渋谷303号室
03ー5458ー1003
院長 鈴木康玄

2011年12月21日水曜日

12月康塾まとめ

昨日は今年最後の康塾でした。

昨日の内容は、肩・首を生理的な面からの状態と結びつけてやりました。

首=喉・扁桃腺が乾いたり腫れぼったくなっている→原因は口呼吸や呼吸が浅い状態
自分でやれることとしては鼻呼吸と呼吸を深めるトレーニング
施術は①長野式という治療法で使われている扁桃処置の応用(手三里・曲池・合谷など)
② 胸鎖関節から鎖骨まわりをゆるめるアプローチ。
③首の後ろ側を肩胛骨の内側の筋と骨の縁へアプローチ。
など。

肩=肩胛骨=小腸の生理と免疫機能の話。
興奮緊張などで心火が高ぶってる時に小腸経の肩胛骨周りの緊張を生むなど。
肩胛骨周りの凝りと乳ガンなどとの関係のお話など。
施術は肩胛骨周りをゆるめるアプローチ。
など。

後は、マッサージの練習にて、足首の関節をゆらゆら振ってゆるめることで足腰周りの状態 改善する超簡単なやりかたを説明。それを手首や指の関節でもやれるというのをやりました。

ま、これはみなさんにまとめとして残すと言うよりも自分へのレジュメみたいな感じで残しておきます。



来年の康塾は1月24日火曜日になりました。
また詳細はアップしますのでよろしくお願いします。





康鍼治療院(www.yasuhari.com)
東京都渋谷区桜丘町16-15 カーサ渋谷303号室
03ー5458ー1003
院長 鈴木康玄

2011年12月19日月曜日

呼吸の仕方について

色々呼吸法があるとは思いますが、ここでは鼻呼吸と口呼吸の話しをします。

東洋医学では鼻は空気の通り道。
口は食べ物の通り道という風に言います。

鼻呼吸は、空気が鼻毛などを通過する際に温められ湿気も伴うため、喉や肺に入るときには暖かく潤いのある空気となってるわけです。これが正常な呼吸となります。

それに対して口呼吸は、喉や扁桃(腺)が乾いてしまう事で、その辺が常に腫っぽかったりイガイガする原因となります。
 其の状態は扁桃などの免疫系の働きに異常をきたし、さらには腎臓や全身の免疫系の異常に繋がるという事がるとも云われております。

口呼吸は万病の元とおっしゃっている医学博士もいるくらい、呼吸は鼻でしなくてはダメなんですね
鼻呼吸をトレーニングする事で呼吸が鍛えられます。
呼吸は鍛えられるものなんですね。

色んな呼吸の方法はありますが、まずは姿勢を正し、お腹と背筋をたてて、鼻から吸って肺に空気を充満させるように呼吸してみてください。空気を吸う時に肋骨をしっかり広げ、お腹をへこませるようにすると横隔膜がちゃんと働いて呼吸を鍛える事が出来ます。

まずは鼻呼吸に慣れてみてください。

つづく

康鍼治療院(www.yasuhari.com)
東京都渋谷区桜丘町16-15 カーサ渋谷303号室
03ー5458ー1003
院長 鈴木康玄

2011年12月8日木曜日

痰について

痰は西洋医学では、体内に侵入してきたウイルスや菌を包んだ白血球の死骸・残骸といわれておりますが、東洋医学的には活用しきれない栄養=湿気が原因となって作られる病理物質と考えます。

栄養として吸収された湿気が、疲れや冷え、またはストレスなどで上手く巡らず活用されないで停滞することで痰となります。栄養の水分が巡らず停滞して熱が加わるから粘っこくなるんですね。


東洋医学では五臓の中の脾という胃腸をコントロールしてる働きが落ちると痰が発生してしまうという風に捉えます。生痰の場所が脾、肺はそれを溜めておく場所として捉えるので、痰の症状のベースは胃腸がちゃんと働いてない事にあるといえます。


風邪引いて痰が出るのは発散すべき熱・汗を薬で引っ込めたりする事で栄養の水分を中に閉じ込める事が殆どです。また、熱など出てしばらくすると痰が出るのは、熱で体力消耗して脾(胃腸)の働きが低下した事によっておこると考えるのです。これは熱出たときは栄養つけようと思って食べて胃腸に負荷をかけるよりも、熱を出すのに体力を専念させるために余り食べないほうがよいとも言えます。其の方が風邪のときに痰になりにくくなると言えるでしょう。

 風邪などじゃなく普段から痰っぽい人は、頭使いすぎなどで胃腸の働きが停滞することで痰が出てくると考えられます。(東洋医学では頭の使いすぎは脾の働きを停滞させるとありますので。)
そういう人は、大体身体を動かしてません。
手足を動かさないと脾の働きは上がってこないというのがあります。
文字通り運動不足=栄養を活用できないということが原因と考えられるわけです。


ストレスなんかではのびのび動けてないだけでなく、我慢したり抑えたりして鬱積しますので、また活用すべき栄養素が活用されない状態になって痰になる。そこに湿気と熱をもったお酒なんかで発散しようとすると確実に悪循環になりますのでご注意を!

などなど、現代人は色んな原因で痰が出来てしまいます。

痰は発生して長い事身体に存在すると、二次的に経絡や臓腑に停滞して様々な病に発展する大きな原因の一つと考えられております。ウツ病なんかも痰が関係すること多いです。

なので、痰が出るのを放っておかないようにしっかり身体のケアしてください。

鍼治療では、脾・胃の経絡ツボを中心に治療する事で改善する事が可能です。
なんか痰っぽいなという方は早めに治療にいらしてくだされば、直ぐに改善する事ができるかと思われます。




康鍼治療院(東京都渋谷区桜丘町16-15 カーサ渋谷303号室/03ー5458ー1003)
院長 鈴木康玄

2011年12月7日水曜日

最年少患者様

H.Y.さん4ヶ月w

友人のお子さんですw

2ヶ月の時にも治療しましたが、風邪も引かず穏やかですくすく育っているとの事。

子供は身体ができていないので、陰が少なく、陽が多いバランスとなります。
陽が多い為、風邪など引くと直ぐに熱がドッと上がったり症状が急に出てきたりします。
子供の治療は陰の経絡をちょっと摩る程度に補って、胸とか背中をしっとりしてくるまでめぐらせて上げるだけ。陽が多い分速効で反応します。
気がめぐり始めると直ぐに手足が暖かくなり、穏やかになりますね。

今日も治療後、冷え気味だった手足が直ぐに暖かくなって、全くグズらずにすやすや寝てしまいました。

この子のお母さんは妊娠7ヶ月の時に水腎症になり、腰痛や坐骨神経通などの随伴症状がでるなどの不調で来院。
そこから週2回くらいの治療と、自宅でのお灸をしてもらう事で無事元気に出産したという経緯があります。

妊婦さんの症状や治療なんかの話もご本人からは了承いただいてるので、その内アップしてご紹介していきたいと考えております。



今日は久々の最年少の治療院患者様でした。


康鍼治療院(東京都渋谷区桜丘町16-15 カーサ渋谷303号室/03ー5458ー1003)
院長 鈴木康玄