渋谷駅徒歩2分の経絡治療の鍼灸院・康鍼治療院の鈴木です。
年明けてから、インフルエンザや風邪が大流行りだと患者様からよく耳にします。
鼻や喉が乾燥して痛んだりして中々治らない方が多い様です。
から咳や鼻喉口の乾きなどが出る場合は肺の陰虚となります。
肺は陽中の陰という臓器で潤っている事が大切な臓です。
呼吸器系の部分に熱がこもる事で起ります。
今年は特に乾燥などが鼻喉の粘膜を燥かしてしまい、乾いて荒れてしまった粘膜が徐々に炎症もってなかなか治らないでいる様です。
粘膜が乾いたり腫れて粘液が無い状態になると、雑菌などが粘膜を通して血中に透過していってしまい、雑菌に営養や酸素を取られて代謝不全を起こすので、色んな不具合を生みます。風邪引いて中々回復しない人はこういう状態になってるかもしれません。
乾燥は鼻喉などの粘膜だけでなく、皮膚の乾燥も肺の潤いを奪って行くので、呼吸器系が徐々に乾いてダメージを受けてしまいます。
肺を潤すという発想で、身体を日頃からケアするには、一番はお風呂かなと。
お風呂の意味を温まるだけと考えず、皮膚を水分で潤し緩める事と考えてください。
温かい水分で皮膚を潤し緩める事と湯気を吸込む事で肺の状態も潤います。
(ただし、風邪引いちゃって熱出てる人や病み上がりの人は、回復してからお風呂に入ってください。)
食材では大根やネギとか白くて辛い味の物が肺を養います。
鍋なんかも冬の養生ににはもってこいの食事だと考えられます。
治療では、肺の働きをあげつつ、首や背中を開く様に治療して汗をかける様にしていきます。風邪の諸症状は熱が汗で外に逃げなくなっている事が原因とも言えます。
東洋医学的な治療は汗が出せる様にに内臓の働き戻す事で代謝をあげて行き、体表の皮膚の状態を調える事で長引く風邪も治療が出来ます。
普段から鍼来てくれてる人じゃないと難しいですが、 うちの患者さんは風邪引いたら鍼に来てくれます。
風邪引いたら鍼が一番という世の中にすべく、頑張って治療に精進致します。
康鍼治療院
鈴木康玄
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